今日の一冊:旅程と費用
毎回、一冊の本をノリノリで紹介するこのコーナー。本日はこちら。
交通公社の「旅程と費用」。いろいろと版が出ていますが、こちらは1968年版。レトロな雰囲気のイラストが楽しい「函」ですが、ここから本体を取り出すとその本性をむき出しにします。はい、ドン!
えっと、伝わるでしょうか? 分厚い辞書のような体にみっちりとした文字情報。99%がこんな感じです。よくある旅行情報やお出かけ情報系のサイトから文字だけを抜き出して無理やり製本するとこんな感じなんでしょうか。今の旅行系のカタログ本とはえらい違いです。
ちなみに残りの1%のうち、0.2%くらいが地図や写真。そして残りの0.8%がこちら。
昔懐かしい雰囲気の旅館の広告です。
内容面もそうですが、正直、実用面では今や無理のある一冊。ただポツポツと拾い読みしているとなかなか楽しいです。ちょっと時刻表を見て浸るのに似ているような。
ともあれ。古本買取バイヤーズ!では古い旅行系の本も買取中です。